ホットヨガは危険?ダイエットに効果なし?【調査結果2-ネット記事まとめ】

「ホットヨガは体に良くない?」「ホットヨガでは痩せない?」という身体への影響調査。第1弾の論文に引き続き、ニュースやネットの記事と自分の体感をまとめました。

「ホットヨガは体に良くない」とか「ホットヨガでは痩せない」という話を聞いたことはありませんか? 気になったので調べてみました。 ホッ...

テレビのニュース番組での特集から

自分に合っているかを見極め、無理のない範囲で楽しむこと

NHKのサイトに、過去に放送した「ヨガ(ホットヨガ)の危険に関するニュース特集」の記録記事があったので、概要をまとめてみました。

引用元
NHKニュース「おはよう日本」2018年3月13日(火)放送「ヨガには危険もある 動き始めた指導者たち」

【以下 概要まとめ】

ヨガのレッスン中に、骨の内部が傷つく「骨挫傷」というけがをした40代女性へのインタビュー。
「(ヨガで)こんな大きなけがをするとはまったく思っていなかった。危険というか、用心していなかったのは正直なところ。」

国民生活センターへの取材で「肩のけん板を損傷した」「指導に基づいて運動中に圧迫骨折した」「ホットヨガでアレルギー症状やじんましんが出た」などのヨガやホットヨガに関する相談が昨年度は40件に上り、前年度の2倍近くに増えたことが分かった。

このようなケガの背景には「不適切な指導」など、インストラクターの指導方法に問題がある可能性も考えられる。

何故なら、ヨガのインストラクターには国家資格など特別な資格は必要ない。
ヨガにはさまざまな『流派』があるので、ひとくくりにルールを作るというのは難しい実情がある。

そんな中、受講者が出来る対策としては
「大抵のスタジオで体験レッスンを行っているので、参加してみて、自分に合った内容かどうかを見極めること」
「見極めるポイントとしては、インストラクターに体調などをしっかり伝え、それを踏まえた指導をしてくれるかを確認する」
「無理のない範囲で楽しむことが大切」

「アレルギー症状やじんましんが出た」というのは、明らかにホットヨガの環境が身体に合わない方ですよね。
そういう体質の人もいると知っておくことがまず大事で、少しでも違和感があったら続けない、無理をしないように気をつける。

やはり、受講者が出来る対策にあるように「自分に合っているかを見極め、無理のない範囲で楽しむことが大切」なのかなと感じました。

Webサイトの記事まとめ

ホットヨガが原因で起こる3つの不調

様々なWebサイトの情報をまとめると、ホットヨガが原因で起こる不調は大きく分けるとこの3つになります。

  1. 暑さによる熱中症・水分不足による脱水症
  2. 無理な体勢で体を痛めてしまう
  3. 自律神経の乱れによる不調

それぞれ「起きてしまう原因」と「対策」を調べてみました。

1)暑さによる熱中症・水分不足による脱水症

「熱中症」は高温多湿な環境に身体が上手く適応できない場合、「脱水症」は大量の発汗による体内の水分不足が原因で起きてしまいます。
症状は、めまいや立ちくらみ、腹痛、吐き気や頭痛、発熱、筋肉の痙攣(けいれん)、皮ふの異常など様々なようです。

対策としては

  • こまめに水分を補給する(喉が渇いていなくても水を飲む)
  • 無理に頑張らない。
  • 寝不足など体調の悪い時はレッスンを受けない。

などを心掛け、レッスン中に少しでも違和感を感じたら、躊躇せず

  • チャイルドポーズなどで休む。
  • スタジオを出て涼しい場所で休憩をとる。

などの対応を取りましょう。

実際にレッスン中に退室される方はいますし、それを咎められたり、周りの人が過剰に反応することはありません。
まぁ、仮にそんな事があっても、無視していいと思いますけどね。自分の体が一番大切です。

2)無理な体勢で体を痛めてしまう

いつもより体が動かしやすくなるホットヨガでは、頑張りすぎて自分の可動域を超えてポーズを取ってしまい、靭帯や関節など体を痛めてしまうこともあるようです。

ついつい頑張ってしまう気持ちはとても分かります。定期的にレッスンをするなら、少しづつ可動域を広げていきたいと思ってしまいますし。

とは言え、無理は禁物です。いつもより体が柔らかくなるからといって急に大きく動いたり曲げたりしないで、自分の体とよ~く相談しながら、慎重にポーズを取っていきましょう。

3)自律神経の乱れによる不調

自律神経は「交感神経」と「副交感神経」がバランスをとりながら働いていますが、この2つのバランスが乱れることで様々な不調が引き起こされます。

自律神経が乱れる原因の1つとして「急な温度差の変化」があり、体温調節や発汗機能が上手く働かなくなる事があるようです。
例えば、冷房が原因で自律神経のバランスが崩れる「クーラー病」のような症状です。

1日に何回もホットヨガを繰り返したり毎日のように通ったりと、過度に行った場合、自律神経が乱れてしまう可能性があるようです。

一般受講者がそこまで頻繁にホットヨガを繰り返すことはまず無いと思いますので、どちらかと言えばインストラクターの方に当てはまる不調の原因なのかなと思います。

Yahoo!知恵袋では頭痛に関する相談が多い

Yahoo!知恵袋にもホットヨガに関する様々な質問や相談がありますが、「ホットヨガ自体は楽しいが、終わって1時間後くらいに頭痛がする」など、頭痛に関する相談が多くみられ、

それに対してヨガインストラクターの方などから「ホットヨガは合う合わないがあるので、身体に異変があるなら止めた方が良い」「元々体調不良のある人には合わないことも多い」という回答が寄せられていました。

ホットヨガをすると血行が良くなり、それが偏頭痛の原因のひとつである脳の血管の拡張につながって頭痛が起きてしまう、という事があるようです。

反対に、肩や首の筋肉の緊張で起きる「緊張型頭痛」には、運動による血行アップが効果的だったりもするので、ホットヨガが頭痛に与える影響も人それぞれと言えますね。

長くなってしまったので、ダイエットへの効果に関しては、また改めて記事をまとめたいと思います。

身体への影響 ~私の場合~

最後に私自身の体感ですが、ホットヨガを初めて約3年、デメリットは全く感じていません。

★2つ(★1つ~3つまで3段階ある強度の目安)のクラスに出て「きつい…」と思ったり、疲れたり、筋肉痛になったりはしますが、体調が悪くなったりすることは無いですし、

ホットヨガをすることで、座りっぱなしの仕事でガチガチに固まった体をほぐし心身共にリフレッシュできています。眠りが浅いので、レッスンに参加した日は熟睡できるのも嬉しいです。

元々「コリをほぐす」「気分をリフレッシュする」ことを一番の目的として始めたので、無理をせずマイペースで続けているのが良いのかもしれないですね。

初めは張り切って★2つのレッスンに出たりもしていましたが、今は基本★1つのクラスのみです(笑)色んなポーズが出来るようになりたい気持ちもありますが、年齢的にも無理は禁物だと思っています。

そして、本当は暑いのが苦手なので、真夏はわざわざ暑い環境に通う気にならず7~9月を目安に休会しています。なのですが、通わなくなると体がガチガチになってしまい、結局1~2ヶ月休んで復会するのを毎年繰り返しています。

ヨガもホットヨガも楽しいですよ。ちょっとでも興味があればぜひ一度やってみて!と思っています。余計なお世話ですけど(笑)

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